友人の、遺産相続トラブルの話

こんにちは、ゆららです。

10連休という、ながーいお休み、いかがでしたか。

お仕事で休めなかった方も多いでしょうね。

私は、久しぶりに友人達と会う機会がありました。

普段は仕事でなかなか会えないので、ゆっくり話すことができました。

その中で、数年前に親を亡くした友人が、遺産のことで悩んでいるのを聞きました。

この先、親が高齢化して、他人事でない機会がやってくると思います。

すこし関心を持って話を聞きました。

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彼女の場合、父親が既に他界しています。

父親の財産を引き継いだ母親が亡くなり、兄弟姉妹で分配することになるのですが、なかなか難しかったようで。。

なにが難しいかというと、やはり遺産の分配です。

民法上は「子どもの人数で等分する」ことになっています。

しかし、実際には  いろんなトラブルが絶えないようです。

彼女の場合、３人きょうだい（兄２人と彼女）なので、遺産の総額を３分割ということになります。（特に定めた遺言等が無い場合）

「なーんだ、簡単じゃない！」と思いましたが、どうやら分配をするにあたり、彼女の兄である長男がひとりで決めてしまったそうです。

友人自身は、母の遺産･･･生前の貯金や証券等、総額がどれくらいあったのか、まったく知りません。

葬儀が終わってしばらくした頃、彼女の兄から電話がかかってきて「〇〇（友人の名前）は△△円だから、よろしく」とだけ、連絡があったそうです。

最近、彼女は少しまとまったお金が必要になり、譲り受けた遺産を使わせてもらおうと、兄に連絡を取ったところ、まさかの展開に。

友人は、お兄さんから こう言われたそうです。

「何に使うんだ！？」

「〇〇が持っていると無駄になるから、渡したくない」

散々な言われように、友人は途方に暮れてしまったそうです。

「これ以上トラブルになるなら、遺産を放棄しようかな」

私は、それを聞いて「えええ～！」と、びっくりしました。

いやいや、それは友人の権利であるから、放棄するなんておかしい。

（そもそも、きょうだい皆が集まって財産を分けるならまだしも、そのうちの一人が勝手に分けてしまうのもどうなのか･･･）

いったん譲り受けた財産を、たとえ実の兄であっても内容をとやかく言うのは間違っていると思うよ？

すっかり塞ぎ込んでいた友人は「やっぱり、そうだよね！」と、少し元気になりました。

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私自身、子どもの頃に祖母から「お金は人間を狂わせるからね、お金が一番怖い」と言われたことを、今でも覚えています。

「こんなトラブルはよくあるのかな？」と、ネットで「遺産相続のトラブル」について検索すると・・・いっぱいありました(^◇^;)

たとえ、今まで仲がよかったとしても、親が遺した財産が少なかろうと、遺産相続は時に、たいへんなトラブルになるらしい。

だから、もし自分が亡くなった後のことを考えた場合、必ずどこかに遺書なり、財産（というほどあるか分からないが・汗）のリストを作って、子どもが情報を得られるようにしておかなくちゃいけないな～と思いました。

遺産相続や財産分与なんて、遠い世界の話だと思っていましたが、、、

やはり、お金の話は大事だと思った、今回の友人に起こった出来事でした。

この連休中、介護やその他、いろんなテーマで家族会議を開いた方も多かったのではないでしょうか。

お金の話は、なにかとタブー視されがちですが、親と話し合うなど、しっかり話し合っておきたいものです。

のちのち、要らぬトラブルにならないためにも。

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今日も読んでくださり、ありがとうございます☆