甲状腺ガン経験者の方と出会って・・・
こんにちは、ゆららです。
ずいぶん, ご無沙汰してしまいました。。
*
先日、茶話会のようなものに出かけました。
そのとき、隣に座っていらっしゃった方と話が弾みました。
とても明るくて、笑顔が素敵な方です。
参加者みんなでお茶を飲んでいるうち、色んな方が差し入れを配ってくださいました。
その中に、タッパーに入った、昆布の煮物?のようなものが回ってきました。
先に私が少し頂き、そのお隣の方に勧めると、
「わたし、昆布は好きだけど、食べちゃいけないの。」とおっしゃいました。
なんでかな~?と思っていたら、
「実は以前に甲状腺ガンをやったの」と、
服の襟を開いて、手術の痕を見せてくださいました。
たしかに、首の根元あたりにうっすらと、ネックレスのような傷跡がありました。
そういえば昔、チェルノブイリ原発があったとき、子ども達にガンが多発して
「チェルノブイリの首飾り」と言われていたなあ・・・などと思い出しました。
私は、甲状腺ガンに罹患された方と、初めて出会いました。
今まで周囲でガンにかかった方は、胃や大腸、膵臓などが多かったからです。
そもそも「甲状腺ってなあに?」と、お思いの方もいらっしゃることでしょう。
私も、あまり知りませんでした。。(^◇^;)
甲状腺は、のどぼとけ、気道のそばにあり、蝶が羽を広げたような形をしています。
人間が生きるのに必要なホルモンを出してくれ、小さいけれども、元気に生活する源となっているそうです。
出典:がん情報サイト Cancer Information Japan
その方は、甲状腺を全摘してしまったため、現在は薬でホルモンを補っているとのこと。
「一生のまなければいけないのよ~」とおっしゃいました。
いろんな病気があるんだなあ。。。
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実は私自身、数年前の健康診断のとき、医師から「のどが腫れているねえ」と言われたことがあります。そのときは、精密検査の結果、 大したことはありませんでした。
が!
その日、私を見て、その方が言われました。
「あら?あなたは喉が腫れているわねえ!」
ずいぶん前の精密検査が終わり、「わたしには関係ないかも」と放置していました。
しかし、私の喉は腫れて太かったようです。
(自分では気づかないですねえ。。)
「そういえば、最近疲れやすくって」
「寝ても、すぐだるくなるんです」
などと、近況を話したところ、
「それは甲状腺の病気のサインかもしれないよ。診てもらった方がいいよ~」
「仲間だね~」
ふはは。。
「でも、甲状腺って、子どもがなるのでは?」と尋ねると、
「子どもと、女性 がなりやすいのよ」とのこと。
それは、ノーマークでした。。。(^◇^;)
・・・
チョット不安になって、帰りに本屋さんに寄りました。
まったく知識がないと、余計な不安が増えると共に、対処法がわかりません。
甲状腺関係の本はほとんど無く、ようやく一冊を見つけました。
『 患者のための最新医学 ~ バセドウ病・橋本病 その他の甲状腺の病気』
(高橋書店)
しばらく立ち読みしていましたが、興味深いことが色々書いてあったので、結局購入。
そこには、甲状腺の役割が書いてありました。
抜粋すると・・・
「甲状腺は、生命維持に不可欠なホルモンを分泌」
・生涯にわたって人間の心身に影響する
(全ての細胞、臓器に作用するホルモンをつくる)
・情報不足のために、不安や心配をいだく人が多い
( ↑ 私です)
これが、主な働きだそう。
そして、「なぜ病気になるか?」について。
本来は外敵を攻撃するはずが、どこかで異常が起こり、
自分の細胞などを攻撃してしまう自己免疫が原因だそうです。
病気になる原因として「遺伝」もあるらしいですが、
私の周囲には、そのような人はいないんですけれど。。。
それでも、ここ数ヶ月の症状が、いろいろ当たっていたので
「もしかして、これは」と思い立ち、内科へ駆け込みました。
とりあえず血液検査のため、採血をしてもらい、エコーの予約を済ませました。
近日中にエコー検査があるため、首を洗って待っている状態です(;´Д`)
たいしたこと、無いとイイナ~。
気分の落ち込みや倦怠感も現れるそうです。
「首の腫れがなんだかキニナル」
「最近、疲れすぎて、あさ起きれな~い」
などとお悩みの方は、血液検査で病気かどうか分かりますので、
一度、病院で診てもらうといいかもしれません。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。